
会長挨拶 伊豆市商工会長 山田健次
伊豆市商工会 会長の山田健次でございます。
平素より、商工会の事業運営に対しまして、会員の皆様をはじめ地域の多くの方々より格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
令和6年には、中伊豆支所および天城湯ヶ島支所を閉鎖する運びとなりました。当該地区の会員の皆様には、多大なご不便をお掛けいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。支所削減の背景には、職員体制の見直しや、インボイス制度をはじめとする業務の多様化・高度化がございます。ただし、支所を閉鎖したからといってサービスを縮小するものではなく、本所を中心としながらも、引き続き各地区の会員の皆様のもとへ足を運び、きめ細やかな対応を行ってまいります。
私たち商工会は、地域の情報に耳を傾け、各事業所の実情に即した支援策、補助金・助成金等の活用を通じ、持続可能な経営に向けた提案を積極的に進めてまいります。
また現在、国会では「103万円の壁」や「130万円の壁」といった所得制限に関する議論が進んでおります。これらは労働者に限らず、経営者にとっても重要な関心事項であり、人材確保や事業継続に直結する課題です。特に少子高齢化と人口減少が進む伊豆市において、労働力の確保は急務であり、商工会としても今年の最重要課題として捉え、皆様に寄り添った支援を展開していく所存です。
今後も地域の特性や会員の皆様の声を反映しながら、地域経済の活性化と組織力の強化に努めてまいりますので、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、会員皆様の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げ、あいさつとさせていただきます。