ハローワークからのお知らせ

 ○ 障害者の雇用促進及び職場定着に向けた取り組みに関する要請書

 障害者雇用対策について、県内の実績は8年連続で過去最高の雇用障害者数を実現し、平成29年6月時点での民間企業の障害者雇用率も1.97%となる等、精神障害者をはじめとする障害者の就労意欲の高まりや、企業による障害者雇用に対する理解の浸透等を背景に、着実に改善しつつあります。

 他方で、雇用義務のある企業のうちの3割程度が障害者を全く雇用していないといったことや、精神障害者をはじめとして職場定着に困難を抱えるケースが多く見られること等、依然として、様々な課題が残されています。

 このため、厚生労働省としては、地域における障害者の就労支援体制の強化等を図るとともに、平成29年度からは、精神障害者の方が活躍できるように職場内で温かく見守り支援する精神・発達障害者しごとサポーターの養成や、障害特性に配慮した雇用管理や雇用形態の見直し等の措置を講ずる事業者への支援措置の創設など、様々な取り組みを講じてきております。

 また、平成30年4月には、障害者雇用義務の対象に精神障害者が追加されることに伴い、民間企業の法定雇用率を2.2%へ引き上げることとなっておりますが、これらの取り組みを更なる雇用促進と職場定着の推進につなげていくためには、社会全体が一体となって、障害者と共に働くことが当たり前の社会の実現を目指していくことが肝要です。

 以下に、周知のリーフレット及び先進的な取り組み事例で最優秀賞や奨励賞を受賞した企業の例を掲載いたしましたので、是非、ご参考までにご覧になってください。

障害者雇用(リーフレット)

障害者雇用(最優秀賞)

障害者雇用(奨励賞)